店舗デザインの内装工事の施工期間は、立地、規模や業種等によりことなりなすが、100坪以下の物販店で、内外装(建築躯体は含まない)ともで一ヶ月あれば十分ですが、それを完成させるための準備期間は十分取る必要があります。下記の図の店づくりのスケジュールチャートの示すように、基本構想をしっかりと練り、それをもとに基本計画を固めます。少なくともこの基本構想、基本計画で一ヶ月は必要です、この段階で問題点の洗い出しや課題の検討を十分にしておく必要があります。基本設計は二週間位かかりますが、またそれを検討するのに二週間位必要です。この期間に法的な問題を処理するため、役所に相談に行くことをお勧めします。そして実施設計と見積もり作成・検討に一ヶ月は必要です。ですから基本構想から竣工・引き渡しまで三ヶ月半から四ヶ月はかかることになります。
最近、よく相談を受けるのがコンプライアンス(法律遵守)です。コンプライアンスは事業経営で基本的な事項です。一級建築士の資格を持った設計士に相談するのが、一番安心です。たとえば物販店を飲食店に変更する場合、用途変更など確認申請や消防署への届出が必要な場合があります。スケジュールや工事予算に大きく影響します。早めのご相談をお勧めいたします。

大阪・神戸・京都の店舗開業、店舗デザイン、リフォームのご相談は、 一級建築士で中小企業診断士の吉川正勝が、無料にて親切に対応いたします。
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| 基本構想 |基本計画 | 基本設計 | 実施設計 | 見積 | 工事契約・発注 | 工事施工 | 引き渡し | 開店準備 | オープン |
基本構想
店舗デザインにおける基本構想とは、経営戦略において設定された商品構成や自店の市場のポジショニングを、店舗という具体的な形態によって表現するための考え方をまとめたものです。すなわち自店の『なにを』『だれに』『どのように』というマーチャンダイジングのコンセプトにもとづいて、店づくりの特徴やデザインイメージを決定します店づくりにおいてもデザインコンセプトを定めて、お店のスタッフ・設計者・施工者の意思統一を図ることはよくあります。
たえば店舗デザインのコンセプトのなかで、『南フランスのプチホテル』とか、『宇宙船』など、イメージワードを定めて、店の外装や内装の素材を選定する場合や商品のディスプレイのデザインイメージを決定するのに役立てます。またそのイメージを実際の写真などでより具体的に示されていれば、理解しやすいはずです。要約すれば店舗デザインコンセプトのキーワードを決定する。
基本計画
基本計画とは、基本構想の流れの中で店の基本的なレイアウトを決定し、大まかに平面計画をまとめることです。またファサードのデザインやインテリアのデザインで主要な素材を決定して店舗デザインのイメージをかためます。入口の位置、客導線・サービス動線の設定、ストックルームの大きさ等、またレストランであれば厨房の位置および大きさなども検討します。この基本構想や基本計画がしっかりとまとまっていないと、基本設計や実施設計に進んだ後も設計がまとまらなかったり、店舗の完成後の使い勝手が悪くなって後悔することがあります。
基本構想や基本計画を踏まえて、第三者にも理解できるように店舗デザインを図面化したものです。基本設計では、パース・平面図・天井伏図・立面図が作成され、これをもとに什器レイアウトの詳細打ち合わせ、役所接渉、概算見積もり、設備機器の計画、設計等が行われます。役所接渉および申請など行いますが、基本構想の段階で建築指導課や消防署へ打ち合わせを開始することが、重要です。設計が始まって打ち合わせすると、手戻りが発生する場合があります。ちなみに用途変更などの信施が必要な場合、申請して許可が出るまで最低20日程度必要です。
実施設計
基本設計において、色々検討された結果をまとめて実際お店を造るための施工計画や施工金額を見積もるために、店舗デザイン実施設計図面が作成されます。詳細図などの細かい図面や、仕上げ材料の選定が行われます。
実施設計図にもとずいて店舗内装施工業者に工事見積もり書を作成してもらいます。この見積の方法には、入札と特命の二種類があります。入札とは、設計事務所が作成した設計図にもとずき、数社の内装施工業者に施工見積書や施工方法の提案書を提出してもらい、内装施工業者を選定する方法です。特命とは、特定の内装施工業者に設計施工又は施工を任せる方法です。前者のメリットは、数社が施工受注のために競争するために、特命に比べて安価な施工金額で工事を発注することができることです。デメリットは、見積を作成するための図面作成(設計事務所が作成する)の費用が別に必要であり、また内装施工業者が未決定のまま一連のスケジュールが進むために、施工期間に無理が生じることがあります。後者のメリットは、内装施工業者が最初から決定していることから事前に検討事項や問題点を解決しやすく、施工時のトラブルを未然に防ぐことか出来る点です。デメリットは、競争原理が働かないために施工金額が高くつくことです。
建築・店舗内装工事は概ね請負契約によって実行されます。現在わが国で最も多く用いられている標準請負契約約款は「四会連合協定工事請負契約約款」であります。ここで一番注意したい事は、工事金額の支払い方法です。「着工時三分の一、中間時三分の一、竣工時三分の一」が一般的ですが、ある程度の相談は可能であり、最後の竣工時三分の一は竣工後一ヶ月後位で契約することをお勧めします。それは、竣工後の駄目工事やメンテナンスが、施工金額支払い後はどうしても遅れがちになるからです。お店がオープンした直後には何点かの駄目工事や見直し工事が発生するでしょう、その時の対応も速やかに行われるはずです。
いよいよお店の工事が始まるわけですが、隣の店舗への挨拶は、内装工事施工業者に任せるよりも、施主自身と内装工事施工業者で行うべきです。工事にトラブルが起こり隣の店舗に迷惑がかかったときに、気まずくなり、オープン後のおつき合いにも影響します。工事中の現場のチェックは、設計士の説明を聞きながら空間感の把握を、時々行う必要があります。そして、どうしても使い勝手等に問題がある場合は変更することも可能で、お店が完成してからやり直すことを考えると、出費も少額ですみます。このような問題を起こさないためにも、店舗内装工事の定例会(週に一度)を行うことをお勧めします。
引き渡しとは、内装工事施工業者と施主とが工事の完成を確認し合う行事です。工事引き渡し受書等の書類を作成して、残工事、駄目工事、追加工事について、スケジュール等を確認します。業者によっては、このような書類を作成しない業者もありますが、申し出て作成してもらうべきです。その後、残工事、駄目工事、追加工事の完了の有無のチェックや工事代金の支払いなどをするときに、便利な書類です。また引き渡しと同時に、機器の「取り扱い説明会」を行うのが一般的です。最近ではお店に設置される空調機器、照明器具、音響機器等の設備機器の数も増え、また高度化しています。店のスタッフも交えて機器の取り扱いの方法や注意点を聞くことをお勧めします。
引き渡し後、商品搬入や商品陳列、接客教育訓練、またレストランであれば厨房什器の試し炊き等の開店準備期間には、十分時間をとることが必要です。業種や規模により違いがありますが、物販で4〜5日、飲食で1週間くらいが一般的です。この時、重要なのは施工業者に引き渡しの期日を厳守させることです。施工業者は『オープンに間に合えば良い』言う考えがあり、オープン準備で忙しくしている中で、平気で騒音やほこりを出して駄目工事をしていることがあります。そのために、オープン準備が十分にできずに、オープンの前日は徹夜になったという話をよく聞きます。ですから引き渡し後の工事は、夜間か早朝にしてもらい、オープン準備を優先させるスケジュールを組むべきです。
お店のオープン準備も何とか終了して、ディスプレイやPOP等の配置等の整理も終わり、後はオープンを待つばかりの時にお店のレイアウト上一番問題になる事がお祝いの花の置く場所です。確かに知り合いからのお祝いを断る訳には行きません、またそれをお店の中に飾らなければ失礼に当たるという訳で、店頭や棚の上に置いて行くわけですが、花屋さんと間違うくらい花が集まることがあります。これでは、苦労して飾り付けたショーウインドの飾り付けも十分見えずオープンの大事な時に、お客様に商品を見て頂くことが出来ません。
| 1.『店づくり』の依頼方法について 初めての店作りをする時に、コンサルタント・内装工事施工業者・設計者等誰に相談のがいいのでしょうか? |
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店舗工事の予算について 店作りに坪どのくらいの予算を見込めばいいのでしょうか?予算計上での注意点や見積もりチェックいリストを紹介します。 |
| 3.『店づくり』のスケジュールについて 店舗デザインの設計から店舗内装工事、そしてお店のオープンまでどのくらいの時間がかかるのでしょうか? |
建物配置、建物計画のポイントを説明します
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店舗デザインの流れをチャートを使って説明します。店舗設計には十分時間を!
リフォームとリノベーションの違いとは?店舗内装の改装時期はいつがいいのか?
店づくりの計画から完成までどのぐらい時間がかかるのでしょうか?店舗内装工事期間は・・・
店舗デザインにおいて重要な、照明の基本について説明します。照明計画がデザインだけでなく地球環境問題などエコロジーをも、考えて計画することが重要です。

特に気を使いたいのがグラフィックデザインです。
看板とは何か。写真で名称役割を説明します。店舗デザインにおいて、特に重要です。
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