お役立ちコラム

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店舗リニューアル2

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  • 内装工事

店舗リニューアルとコンプライアンス

最近、よく相談を受けるのが店舗デザインのリフォーム工事におけるコンプライアンス(法律遵守)です。コンプライアンスは事業経営で基本的な事項です。一級建築士の資格を持った設計士に相談するのが、一番安心です。たとえば物販店を飲食店に変更する場合、用途変更など確認申請や消防署への届出が必要な場合があります。スケジュールや工事予算に大きく影響します。早めのご相談をお勧めいたします。

店舗リニューアル・リフォーム工事の各工事の注意点とその説明

解体工事
店舗デザインのリフォーム工事で一番気をつけたいことは解体撤去工事で多くのお金が掛かる時代になったと言うことです。産業廃棄物を勝手に捨てることは法律に触れ、必ず罰せられます。撤去工事で、天井を解体するのか、また床のコンクリートまではつるのかによって費用にも大きな差が出てきます。床まで撤去するのであれば、坪当たり4~5万円の予算を見ておく必要があります。また天井の解体がなければ坪当たり1~2万円で十分でしょう。上の工事では外装、2階の床の一部撤去と1階の土間撤去がありましたので80万円かかりました。

外装工事(ファサード工事)

店舗ファサードの仕上げ材料やサッシュの大きさや種類によってかかる費用もずいぶん変化しますが、ファサードの面積に比例して増加します。角店などのようにファサードの面積が広い店舗では、(店の広さ×坪当たりの単価)で施工金額を算出するには危険があります。サッシュ工事では、平米当たり4~5万円位は必要です。また入口を自動ドアにする場合は、エンジン、機械で30万円くらい必要です。リフォームで外装工事をそのままで内装だけ改装するケースをよく目にしますが、店舗デザインで顧客に訴求するためには、是非この工事にある程度予算を取ることをお勧めします。

内装工事

店舗の床、壁、天井の状態により、また仕上げ材料や店舗デザインにより費用は大きく変わってきます。天井、壁を下地から造る場合は、平米当たり3.4千円、また床にモルタル等の下地が必要な場合は平米当たり6千円の予算を見ておくと良いでしょう。また仕上げ工事については、壁・天井のクロス貼りならば平米当たり1.5千円、床仕上げがビニールタイル貼りならば平米当たり4千円もあれば十分です。ですから店舗改装の際に、表面の仕上げを替えるだけならばそんなにお金をかけずに新装することが可能です。リフォームの場合、家具などはシートを張るだけで新品になることがあります。
電気工事

電気工事は、物販店の場合、ほとんどが照明工事となりますが、照明器具は一灯当たり5千円_1万円が普通です。しかし最近は、高照度・高能率の蛍光灯器具やマルチハロゲン系のランプの器具は3万円_5万円するものもあります。そして器具の取り付け代は一灯当たり5千円_1万円位です。電気容量を多く必要とするファーストフード店や美容室については、前もって電気容量をチェックする必要があります。建物の電気設備を替えるとなると、それだけで200万円以上になることも稀ではありません。
空調工事

店舗内装工事で、空調工事の一般的な目安として、10坪の店舗で2馬力の空調機が必要ですから、10坪あたり50_60万円と考えれば間違いありません。換気工事やダクト工事が発生すれば工事費は割り増しされます。リフォーム工事の場合、既存の設備が使用できる場合が多いですが、クリーニングだけはお願いしたほうがいいでしょう。
給排水工事

トイレは物販店では特に必要ありませんが、飲食店・サービス店には必要です。排水は何処でも配置できません。またはつり工事や床上げ工事が発生することもあります。工事の内容によりますが、高額な予算を計上する必要もあります。
経費

これは、店舗施工業者の営業経費ですが、総工費の10%_5%の割合で計上されるのが普通です。この額がよく値引きの対象となります。
設計料
店舗デザインの設計費用の算出方法については、設計事務所によりまちまちですが、工事費の5~10%と考えればよいでしょう。設計施工の業者でも10%~5%の割合で計上されるのが普通です。

当社の設計の店舗リニューアル事例

■改装前写真 before
改装前の写真です。古い喫茶店でした リニューアル前
■リニューアル後 after
パン屋さんに奇麗に生まれ変わりました

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リニューアル後

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